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経営に「四診」を活用して、繁盛する治療院を作る方法。
さて、今日は「経営に”四診”を活用して、繁盛する治療院を作る方法」という話。
東洋医学の診断法である「四診」。
普段の施術・治療で使われている先生方もいらっしゃると思うのですが、
コレ、治療院の経営を改善するのにも使えるって、知っていますか?
知らない方のために復習をしておくと、「四診」とは・・・
・望診(カラダを見る)
・聞診(カラダが発する声を聞く)
・問診(問いかける)
・切診(カラダを触る)
の4つ。
どうしても、経営や集客となると「苦手意識」を
持ってしまう治療家さんもいるのですが、基本的な部分は
みなさんが普段やっている「人を診る」ことと変わりないんです^^
私が普段、治療家さんのサポートをする時にやっていることも、
基本は、この「四診」がベースになっています。
■最初に「望診」。
これって、患者さんの体を見ることで診断する方法ですよね。
これを治療院の集客・経営にあてはめてみると、院やHP・チラシの
「見た目」をチェックするということ。
・HPやチラシを開いた時に、興味を引く言葉が目に付くか?
・パッと見の印象として繁盛してそうか?(にぎわいがあるか?)
・外観や内観、トイレや待合に清潔感があるか?
まずは「見た目」をチェックしていきます。
ここがすべての基本ですね^^
■次に「聞診」。
これは「患者さんの希望を、察することができているか?」。
コミュニケーションがスムーズに取れているかを
チェックしていきます。
・患者さんが少しでもキョロキョロしてたら、
「どうされましたか?」と、声をかける。
・靴を履くときにフラフラしている方がいるなら、
小さいな椅子を玄関に置いておく。
・初診の方の顔がキンチョーしてたら、
「最初はキンチョーしますよね^^痛くないから安心してくださいね!」
と声をかける。
・施術中、ちょっとでも顔をしかめたら、「あ、いま痛かったですか?」
と声をかけてみる。
・会計の時に、かばんをゴソゴソ漁っている患者さんがいたら、
「ゆっくりでいいですよ~^^」と声をかけてみる。
意外と、できていそうで、できていないことが多いポイントです。
■次に「問診」。
これは、患者さんの声を「聞くことができているか?」
そして、それを「集客・経営」に反映できているか?
集客で苦労している方は、ほとんどできていないポイントです。
・初回の患者さんに、うちに来院いただいた「決め手」は何ですか?
と聞いて、それをHPやチラシに反映させる。
・長くリピートしていただいている方に、「他にもいっぱい治療院が
ある中で、うちに続けて通っていただいているのは何でですか?」と聞いて、
それをHPやチラシに反映させる。
・「治療院を探す時に、どんなキーワードで検索されたんですか?」と
聞いて、そのキーワードでSEO対策をしたり、PPC広告を出す。
ここが1番のポイントだと言ってもいいくらい、
最高に大切なポイントですね^^
■最後に「切診」。(触れてみる)
これは、自分が患者さんとして、いろいろな治療院を体験しているか?
また、自分がお客さんの立場になって、いろいろなネット・リアル
のサービスを使っているか?です。
やっぱり、患者さん(お客さん)を喜ばせるのがうまい人は、
自分が、「お客さんになった経験」が多い方なんですよ。
・繁盛している治療院に患者として行ってみて、
喜ばれているポイントを研究する。
・いろいろなHPを実際に使ってみて(予約や商品の購入・問い合わせなど)、
使いやすいところ、使いにくいところを体感する。
・いろいろなお店にお客として行ってみて、嬉しいところ、
これはちょっとなぁ・・・という部分を体感する。
同じ業界だけではなく、いろんな業界のサービスを体感してみるのは、
とっても大切ですね^^
こんな感じで、4つの「見立て」で、自分の治療院
および自分をチェックしてみると、まだまだ改善できる部分があることを
実感していただけるはずです。
いつもお伝えしていることではあるのですが、
患者さんを診ることと、経営・集客の改善には、共通点が多い!
あなたが、いつも患者さんに対してやっていることを、
自分の治療院の経営・集客にあてはめてみてくださいね。
きっと、多くの「気付き」が得られますよ~^^
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